たしかに ここに 2006.10.26
たしかにそこに
そこにはあった
そして いまは
まだ ここにある
この あたたかな思い
眼を閉じれば
その表情が問いかける
やさしさに満ちて
その名は
いくつもの響きを持ち
胸の中にこだまする
震えながら
その声の響きの中に
なにかを探して
悠久の時の流れの中に
渾身の力をこめて杭を打ち
いま、ここに愛を
戸惑いながら
いつも見慣れた風景
その中に
立ちすくむ
風が
何かを教えようと
伝えようと 歌い踊っている
<夢>
その中に暮らすことが出来たら
どんなに楽だろう
いやそれとも
夢の中でも
苦しむだろうか
この愛ゆえに
緑の森の中を 抜けて
広々とした草原を 駆け抜け
霧の中を
ボートで漕ぎ出そう
広い湖面の上を
そして
刺すように冷たい水に 手を挿しいれ
深い 水底に棲む 湖の主に
挨拶をするだろう
愛にあふれて
愛にさ迷い
愛に酔って
あふれんばかりの思いに身をよじらせながら
美しい一枚の絵の中に
音のない愛を 奏でるだろう
この想いを かかえて
この想いの 捨て場所を探して
捨てきれず
こみあげる喜びに
空に向かってうたう 鳥のように
意味ありげな含み笑い
上目遣いの謎
視線を合わせては、はずす
その 繰り返し
約束されたことのように
なにひとつ 形のあるものさえなくて
胸の底にある やすらぎ
根拠のない 安心感
運命の糸を たぐり寄せた時
不思議な 安堵感に包まれる
待っていたよ
ずっと ずっと
あなたが 目覚めるまで
ファンファーレが鳴り響く中
その人に手をさしのべ
その眼をのぞきこむ
忘れていた遠い昔の
その名を呼び
いま たしかに
ここに
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浜島 鳳翔 love ☆