船出 2006.6.17
もういちど はじめから
目と目で見つめあい
手と手をつないで
宇宙がふたりを中心に
一回転するまで
見つめあっていよう
降る雨の違い
差し込む光が どんなに違っても
深い流れは同じ
時には争い
時には外を向いても
再び戻ってこよう
この場所に
どんなふうに おたがいの魂が
呼びあって出会ったのか
誰ひとり知る人はなくても
お互いが知っている
その瞳の中に
世の中に背を向け
ふたりだけの世界に生きていても
また再び扉をあけて
風の中に出てゆく
ともに踏み出そう
見慣れた新しい世界へ
とおいとおいあした
とおいとおいきのう
いまだけが
ふたりのために
火焔樹(かえんじゅ)が咲き乱れて
空に舞い
透き通る青空を
横ぎってゆくヒヨドリ
内に秘めた想いは
地底からふつふつと湧き出でて
あふれんばかりの洪水となって
世界を覆いつくしてしまうかもしれない
今はまだ
眠っている
こころにあたたかい紅珊瑚と象牙をいだいて
海に漕ぎ出そう
やわらかな風をうけて
たどりつく島は見えずとも
つないだ手のあたたかさが
やすらぎをささやきかける
なにもいらず
なにも求めず
ただ
その瞳の奥に
浜島 鳳翔 love ☆