巣鴨見聞録??
鳳翔の氣功の師匠は どこに行っても目立つ人だが
巣鴨に引っ越してからは、ごく『普通の人』になった・・・(^^;)
師匠が変わったのではない・・もちろん
巣鴨にはいろんな人が来る
いろんな人が住んでいる
氣功の師匠のとなりの御祓師もかなり目立っている
神主の格好をしているときもあるし
易者の格好をして巣鴨通りに机を出して座っているときもある
作務衣で自転車に乗っていることも良くある
白い髭に、白いオールバック、・・・ケンタッキーの・・・・(^^;)
とっても器用で
地蔵通りのあちこちに自作の立て看板?を立てている
そこにはポケットがあって
「開運チラシ ご自由にどうぞ」と書いてある
内容は、今月のうんちくと易、自分の写真など。
鳳凰神宮(氣功の師匠の隣をそう呼ぶ)の前には
赤いのぼり旗が4本も立っている
「開運祈願」「加持祈祷」に 最近「大黒天」「恵比寿」が加わった
巣鴨通りからちょっと路地奥をのぞくと、赤い旗が目に入る
道の反対側の3階建てのビルは
ついこの間まで巣鴨通りに入ってすぐに瀬戸物屋を営んでいた一家で
宝くじが3億円当たったそうで、真向かいに住んでいる
身近にそんな例は初めて聞いたので へぇー!っと感動した
あれは当たらないもんだと思っていたが やっぱり当たる人もいるんだわねぇ・・・
反対側はアパートになっていて
そこの2階のご主人は煙草を吸いに階段側に出てくるが
灰を洗濯機に入れ、吸い終ると吸殻を洗濯機に投げ入れる・・・ゲゲ(^_-;)
路地の一番奥のおじさんは
見た目はちょっとゴツイけど気のいい素敵なおじさんで
夜になるとシャッターを開けてハーレーダビットソンを引っ張り出す
エンジンをかけるとドカドカすごい音がする『不良じいちゃん」(^^)で、
やはり煙草を吸う時は家の中で吸えないみたいで
時々暇そうに 庭先に座り込んで吸っている
夕暮れ、地蔵通りで自転車に乗っているおじさんを見かけたら、
ふぅ〜らふぅ〜ら、向こうから来るのを見ると
前かごにでっかい荷物が乗っかっている
よく見ると、フェンディの大きなボストンバックで
ちょっと見、テキヤのおじちゃんみたいな
じいちゃんがふらふらと自転車をこいで来るのだが
フェンディのやわらか素地ののタイプで
自転車の前かごの上に、くったぁ〜となって乗っているのを見ると
とても何十万円もするブランドバックには見えず、
風呂敷包みのようにみえてしまうのだ・・・(ーー;)
とげ抜き地蔵の境内の いつも甘酒を売っているおじいちゃんは
黒いジャンパーの後ろ姿を見ると
派手なヴェルサーチのマークのメデューサが大きく入っているし
おっしゃれ〜(^^)
時々出逢う赤シャツのおじいちゃんは
スーツによく似合う赤いシャツの襟から
太い金の鎖が、またよく似合っている
黒いハットも素敵だなと思っているが
いつ会っても、寸分たがわぬファッションで決めている・・・(^^;)
巣鴨駅の界隈から 庚申塚あたりにかけて
地蔵通りを一日になん往復もしているらしい高下駄のおじいちゃん、
ちゃんちゃんこにもんぺのようなものをはいて、
背中に、文字がいろいろかいてある旗を背負っている
いつも往来をなにか大声で言いながら歩いている
新聞の切抜きらしいのも見えるし
何を言っているのか、一度はちゃんと聞こうと思って
とげ抜き地蔵の境内のベンチにいるとき
よく耳を傾けてみたが、
声が大きい割には、ちっとも何をしゃべっているのか分からない
入れ歯をしてないのだろうか・・・(^^;)
六地蔵の付近で、いつも占いの台を出している
ふとっちょのおじさんは、
トルコ帽のようなものをかぶってないと
まったく普通のおじさんになる
地蔵通りを歩いているのを見て
どうも見たことがあるような・・・と後ろを歩いていったら
そこまで行って帽子をかぶって座ったので
初めて気がついた
・・・帽子ひとつで、いきなり 普通のおじさんから占い師になった
また、このおじさんは、
道行く人をながめるともなくながめていて、
<たぶんだいたい30代以上の女性に>顔が合うと、
『おっ!?』というような、驚いた様子をする
見られた人が
『ん?』と思って近寄って行くと ・・・多分、商売が始まるのだろう。
初めは鳳翔も、なんで驚くんだろうと疑問に思っていたが
氣功の師匠の知り合いなのでその都度会釈していた
ようやく顔を覚えたらしく、顔が合っても驚かれなくなった・・・(^^;ゞ
地蔵通りの中ほどに巣鴨医院というのがあるのだが
たいてい閉まっている
患者が出入りするのをめったに見ない
行くと
「なんで来た?」と聞かれる
「他へ行け」とも言われる
なるたけ、患者を診ないようにしているとしか思えない
あれでよくやっていけると感心してしまう
院長は別段悪気は無い・・・個性的だが。(^^;)
六地蔵の入り口の交差点にインポートショップがある
派手派手しいので、信号待ちのときに目が行ってしまう
一年中
「ただ今、特別たな卸し期間で、店内全部千円!」と
マイクを使って呼び込みをやっている
ついつられて一回は買ってしまう・・・(私だけか?)
その日のうちにネックレスのメッキがはげた・・・(ーー;)
知人は時計を買ったが、それもメッキがはげている
\100ショップの方が まだ品質はいいかも・・・
地蔵通りにはもう一軒、店内全部千円の店があるが
そちらは一年中、今日で店じまい、とやっている。(^^;))
巣鴨駅から地蔵通りにいたる広い歩道には
出店ができないように奥行きのある看板のようなものが設置してあり
ここでの出店禁止、と書いてあるが
その前に、露店を出すので、
看板は逆に道幅を狭くさせる効果になってしまっている
骨とう品の店
糸通しだけ売っているおじさん
花屋 <!?・・・毎回バケツに入った花をワゴン車から下ろしている>
ビーズ屋 <ベニヤ板の上にビーズの指輪やバックが並んでいる>
ゲルマニウムだかのブレスレット売り <気弱そうなおばさん>
屋台でやってくる『白蛇神社』 <これもスゴイね、良く見ると赤い社の下は台車がついている>
時計・老眼鏡売り
一分間100円のマッサージ屋さんは椅子と手ぬぐいだけが商売道具
商売繁盛らしく、最近折りたたみ椅子がマッサージチェアーに変わっていた
ドライフルーツ売り
漬物・・・なんかは まだましな方で
魚なんか売っている <屋台で買う?冷蔵庫もないし、埃もかぶりそうだし、夕方には相当鮮度が落ちてそう>
とげ抜き地蔵の境内の入り口には
編み笠をかぶって黄色い布をかけた旅姿の坊さん???たちが いつも立っている
<どう考えたってとげ抜き地蔵の坊さんじゃない>
たいてい両側に一人ずつ、二人だが
『おまつりの日』には、両側に2人ずつ、計4人に増える
≪お布施≫をもらうと、大声でお経を唱えているが
おぃおぃそんなところでいいのかなー?と疑問が湧く
とげぬき地蔵である高岩寺では、けっこうおおらかなのか
目の前に社務所のようなものがあるが何も言わない
よほど雨風の強い日は誰もいないが
天候が悪くても頑張っている人が、いつも一人いる
冬の間は寒いので他の坊さん??たちは来ないが
その坊さん??だけは頑張って門の所に立っている
みんな笠を深くかぶって顔が見えないので
鳳翔は、体つきとあごの形で見分けている(^^;ゞ
かなりの収入になるらしい・・・(^.^;;
巣鴨駅への途中の銀行の前にも
いつも坊主の格好をした人が立っているが
以前はとげ抜き地蔵の門に立っていたと記憶している
はじき出されたのだろうか
それとも思うところあってのことなのか
いつもとっても『やましそう』に立っているのが気にかかる
その人に限っては、誰かがお布施をあげているのを見たことが無い
昨日あった屋台が、今日は違う出店になっている
効能をうたって実演販売しているのを見て買って帰ると実演通りにいかない・・・
薬屋の隣が薬屋 煎餅屋の隣が煎餅屋、靴屋、茶屋、漢方薬局
小さな店がひしめき合って
どれも元気に呼び込みの声をあげる
テレビ局はしょっちゅう来て、カメラを回しているし
つかまったお年よりは照れてなかなか回答しない
若い人もたくさんいるし、犬もたくさん散歩している
障害者は他の地域よりはるかに多く歩いているだろう
店の品物は歩道を越えて道路にまで並べられ
人と自転車と駐車している車をぬって車がゆっくり走ってゆく
駐車場もないし 大型店もない(一番大きいのは郵便局・・・多分)
道も狭いし みかん箱を並べたような昔ながらの店も残っている
郊外の大型店に客足を取られて
苦しい経営の商店街は日本中にたくさんあるだろう
巣鴨の何が これほど人を呼ぶのか・・・
単に「東京」という地域に答は無い
巣鴨に来ている人たちは「巣鴨は安い」と口々に言う
ん〜地方に住んでいる鳳翔から見たら そんなに安いという感じはしない
ただ、人の体温は感じられる
『なんでもアリ』の巣鴨は ニセモノと本物が肩を並べている
本物はニセモノを駆逐しない・・・きりが無いからかもしれないが。
真贋混沌とした雑然の中に活力があふれて来るのか・・・?
謎だ・・・
2005.4.27