不死身のナガ
ナガは中学1年生の女の子だ
小学校のとき
学校で一番カラダが大きくて 態度もデカイ
ミヤという男の子がいた
あるとき ミヤとナガがケンカをした
ミヤは 小さいナガに いきなり殴られて
勝負はあっけなくついた
泣きだしたミヤを見て、みんなは内心、
『よわっちぃ〜』
と思ったそうだ
中学生になって
「冒険活動」で
ちょっとした山の尾根を みんなで歩いていた
小雨が降っていたので
楽しげに 傘を振り回しながら、
一列になって歩いていた
ふっと
ナガが消えた
あれ!?
と
同級生が気がつくと
ナガが崖下に落ちていて
泥だらけになりながら 這い上がってきた
また、
傘を振り回しながら
なにごとも無かったように
歌いながら踊って行った
「不死身のナガ」
と 呼ばれている
2004.2.14
2004.2.14